活動記録

保養に来られた方のアンケートと感想

秋に千葉県から保養に来られた1家族(夫婦と子ども2人)から回答いただきました。ご協力ありがとうございました。

 

《アンケート結果》

1)当会の保養を何で知りましたか?

当会のホームページ、保養情報

 

2)今回の滞在期間は?

4泊5日

 

3)保養に来て体調などの変化を感じましたか?

夫…風邪が治っていた。

妻…肌つやが良くなっていると感じた。くよくよあれこれ悩まない(子どもの様子を見て、放射能の影響とか)

子ども…顔色がとてもよい。目の下のクマがない。唇の血色がよい。元気。

 

4)保養の感想をお願いします。

雨が降っても風が吹いても放射能は目に見えないので警戒心が高まり、子どもにも、ついついうるさく言ってしまうために、自然を美しいと思える心を奪っているなと悲しくなります。

今回は体と心と両方リラックスできました。

芝生で寝ころんでみたい!と子どもが走る姿、虫とりに夢中になる姿、水辺や魚つりにも行くことができました。途中泣きそうになりました。

今回水着を持ってきませんでしたが、水着があるとよかったかな?と思いました。

地元の魚はどれも新鮮で身がプルプル。ムニエルにしても違いが分かるほどでした。色んな魚に挑戦してみるのもいいなと思いました。

 

 

5)次に保養に来られる方のために、行ってみてよかったお勧めのお店や遊び場などを紹介ください。

富山県立イタイイタイ病資料館(となりの建物の中に子どもの遊び場もあり、広大な広場が外にあり、水遊びができる池もありました。イタイイタイ病はとても興味深く勉強になりました。)

 

・五箇山地方 岩瀬家、桂湖のカヌー、釣り、どれも楽しくて時間が足りませんでした。又行きたいです。

2015年9月

今年の夏休みは、福島、東京、神奈川から9家族28人をシェアハウスで受け入れました。そのうち4家族は富山が初めてという方でした。滞在期間は5日~20日間、能登のキャンプに参加した後に利用される方もいました。今回保養に来られたうち1家族は、移住の選択肢として富山をあげ、冬にまた来たいと言っていました。

 

シェアハウス滞在期間中に、シランの葉でバッタづくりをしました。

講師はシェアハウスを修繕していただいた板金屋さんご夫婦。近所の方も参加されました。

かなり難易度が高く、皆真剣な表情です。子どもたち以上にお母さんたちがはまっていました。できあがったバッタはまるで本物のよう。夏休みの自由研究の作品にすると言って大切に持ち帰られました。

3.11から4年半が経ち、ボランティアで受け入れていた各地の保養施設のなかには様々な事情で維持できなくなっているところもあるようです。また、福島県民限定、あるいは日程が限られた保養プログラムも多いようです。そのためか今年は、地域も滞在期間も限定していない私たちのシェアハウスへ多くの問い合わせをいただき、お盆までほぼ満室状態でした。

今後さらに希望者が増えるようであれば、県内で保養の受け入れに取り組んでいる他団体とも協力しながら対応していきたいと考えています。

 

受け入れにあたって、シェアハウスの修繕のため、多くのみなさんからのカンパ、お米や野菜、日常品の差し入れをいただきありがとうございました。とても助かりました。今後ともよろしくお願いいたします。

 

利用された方々にはアンケートをお願いしました。保養施設を安全に維持し、快適に過ごしていただくために、除染の基準や利用上のルールなど、利用された皆さんの意見を参考に検討し反映させていきたいと思います。

 

そのほか、当会に問い合わせされた縁で8月初旬に千葉市から富山に移住された方がいらっしゃいます。現在仕事や住居を探しています。

保養に来られた方のアンケートと感想

8月に東京から保養に来られた2家族から回答いただきました。ご協力ありがとうございました。

 

《アンケート結果》

1)当会の保養を何で知りましたか?

当会ホームページ


2)今回の滞在期間は?

20日間


3)保養に来て体調などの変化を感じましたか?

大きく変わりありませんが、新鮮な野菜を食べることが多く、子どもは便通がよくなり親は知らぬ間に体重が減りました。


4)保養の感想をお願いします。

初めての富山を、期待していた以上に存分に満喫させて頂きました。20日間だけですが、汚染地から離れて美味しい食べ物や空気や自然に囲まれ身体の健康も勿論のこと、それプラス多くの方々から沢山の優しさをもらい心温まるホッとした時間を過ごせました。スタッフの方が、普段私たちが経験出来ないようなイベントをいくつも提案して下さり、忘れられない貴重な経験になりました。他にも富山は子どもに優しい施設が沢山あり、車と気力さえあれば本当に暇を持て余すことがなかったです。楽しい思い出をありがとうございました。また機会があれば是非お邪魔したいと思っていますのでよろしくお願い致します。


5)シェアハウスへのご意見やご要望をお願いします。

▶少しでも汚染の心配がなく長く多くの方が滞在出来るよう、除染の方法を決めていただけたらと切に願います。車・靴の裏・かばんの底には放射性物質がぎっしりです。1階は玄関から除染しないまま部屋を行き来となるとかなり心配になりますし、玄関には汚染が溜まっていくことになってしまいます。小さい子どもは地面を平気で触ったりしますし、その手を口に入れたりもすると思うので余計心配です。(例:汚染度の低いはずの東京都目黒区碑文谷の我が家の庭土の汚染度…190b/kg)

▶複数家族でシェアハウスを利用する場合にはきまりが必要だと思います(静かに過ごす時間帯、部屋の片付けや掃除、エアコンの温度設定など)。


6)次に保養に来られる方のために、行ってみてよかったお勧めのお店や遊び場などを紹介ください。

アピア(ショッピングセンター:肉屋、自然食品店、どんどん亭がおすすめ)

そよかぜ(自然食品店)

・マルシン(業務用スーパー)Googleマップ

とべーぐる(安心材料を使用したベーグル屋)

カフェゴッコ(富山産の野菜や魚など安心食材使用のランチ&カフェ)

餃子や(地鉄「朝菜町」駅近辺、地元の食材使用)

ますのすし源(ます鮨メーカー:ます…北欧・ノルウェー・デンマーク産、米…富山産、笹の葉…日本海側おもに新潟産、竹…富山産を富山で乾燥)

富山市ファミリーパーク(夜の動物園は普段見られない動物たちが活動的でおもしろい)

ミラージュランド(魚津市、プールは流れるプールと長い滑り台あり)

富山市科学博物館(プラネタリウムがなかなかいい)

とやま駅南図書館・こども図書館(小さな子どもの遊び場&漫画類が多数)

富山市民プール(小さい子用滑り台・サウナあり)

・ベトナムランタンまつり in なめりかわ(滑川市)Facebook

 

みなさん、ご意見ありがとうございました。

2015年8月

木下黄太 講演会 in とやま「福島原発事故から4年5ヵ月 子どもの未来のために今、私たちができること」を開催しました。

 

日時:2015年8月22日(土)13:30〜16:00

場所:サンフォルテ 307号室(富山市湊入船町6-7)

会場カンパ:1,000円(資料代込み)

主催:木下黄太講演会実行委員会

 

■講師紹介 木下黄太(きのした こうた)

 徳島県生まれ。1999年の東海村臨界事故の際、現場に赴き実態を取材。3.11以降、「放射能防御プロジェクト」 を立ち上げ、健康被害や汚染状況を取材、調査継続中。これからの日本のあり方や放射能問題へ警鐘を鳴らし続けている。

 

知っていますか?

 あの東日本大震災と福島原発事故から4年5ヵ月が経過しました。原子力政策を推し進める安倍政権は、8月中旬にも川内原発の再稼働を強行しようとしています。

 しかし、福島原発事故で放出された放射能による国土の汚染は広がり続けています。富山県でも、2011年12月に発覚した放射能に汚染されたシイタケ原木2万本が、今も富山市八町の県森林組合連合会の敷地内に積まれています。全国的にも8000ベクレル以下の汚染廃棄物が各地に拡散し、焼却され続けています。

 また、国は原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の候補地選定のため、5月から全国で自治体説明会を非公開で始め、富山県でも6月30日に説明会が開かれました。

 原発や放射能とどう向き合えばいいのか、子どもたちの未来のために今、私たちができることをともに学び、考えてみましょう。

2015年7月

7月5日(日)上赤江シェアハウスでチャリティ・ガレージセールを行いました。

天気に恵まれ、外にテーブルを出して、洋服、雑貨、本、朝穫れの無農薬野菜、梅ジャム、きゅうりやなすの漬物、韓国の大根で作ったキムチ、赤米と小豆のおにぎり、野菜や花の苗など、いろいろ並べました。

室内では韓国雑貨、キッチンでは野菜と豆のカレーの販売。クッキーやケーキなどの手作りお菓子はあっという間に売り切れてしまいました。

近所の人たちや子ども連れの若い人たちなど、お越しくださったみなさん、ありがとうございました。お手伝いくださった方々もありがとうございました。

この日の売り上げは21,500円になりました。収益は、シェアハウスの運営など保養にかかる費用に充てさせていただきます。

2015年6月

呉羽の農園でお母さんたちと夏の農作業。

呉羽の農園で穫れた無農薬野菜を毎月1回、福島の仮設住宅や保養に来られた方々に宅配しています。

2014年9月からは、富山東別院でお寺の富山教区災害復興支援ネットワークの方々と一緒に発送作業をしています。檀家さんからの野菜などもあります。

2015年3月

3.11から4年、フクシマを忘れない

映画「A2-B-C」上映会

フクシマで生きる子どもたちに、今何が起こっているのか

 

「A2-B-C」上映実行委員会として、3月8日(日)福野町ヘリオス・セミナールーム、3月15日(日)サンフォルテ308号室(富山市)の2ヵ所で上映会を行いました。

富山会場には70人近くの参加があり、用意した椅子が足りなくなるほどいっぱいになりました。会場内に託児スペースを用意したので、小さい子ども連れの人の参加も多かったです。

富山会場の参加者アンケート

37人の方がアンケートに回答してくれました。ありがとうございました。

 

《アンケート結果》

1)映画の感想をお願いします。

▶この上映会を開催していただいて本当に感謝しています。福島(被災地)の現状がリアルに伝わってきてショックを受けました。母親達、子ども達は不安の中で必死で生活していることに、日本全体で考え助け合っていかなくてはと感じました。(30代・女性)

▶よかった。これをすべての日本人が見るべきだと思う。(30代・男性)

▶分析、評価、価値判断をする前に、客観的事実を事実として認識することが大事です。こうした映画等の情報は貴重!(50代・男性)

▶今の状況をもっと知りたい。慣れてはいけない。(50代・男性)

▶本当に起きていることが何か知りたくて来ました。福島のお母さん達が声に出せなくなっているのは悲しいことです。事実を知ろうとすることをやめないで続けたい。(50代・女性)

▶福島の現状を知りたくて来ました。やはり甲状腺にのう胞ができてきた子ども達が多くなっていること、でもその事実の分析が技師さんの技術の向上によるものではないかとかトンチンカンなことになっていて、正しく生かされていないのはなぜだろう。正しく生かされるためには何をどうしたらよいのか、賢明な選択とはどういうものなのか考えてしまいました。

▶本当の福島の現状を知ることができてよかった。今、私には何ができるのか考えて、ひとつずつ真実を伝えることに前進していきたい。(50代・女性)

▶自分の身は自分で守らないといけない世の中なんだなと思いました。本来なら夢を持って生きていける人生のはずなのに、除染や放射能測定に追われる日々。とても前向きになれない人生になっていて、原発は絶対にダメだと思いました。辛い現実を目の当たりにして悲しくなりましたが、現実を知れてよかったです。ありがとうございました。(30代・女性)

▶私達はどうやって子どもを守り人の命を大切にしたらよいのでしょうか?福島の方々にどのように関わっていったらいいのか問うています。また、原発については、どんなに不便な生活になっても経済的に問題が生じても、私はゼロにしたいと思います。具体的に何ができるのかわかりませんが、まず私自身が正しい情報・知識を受けとめることから始めます。富山ではこのような活動が少ないので、今後より多くの機会が増えることを望んでいます。(60代・女性)

▶国は除染よりも避難させるべきだと思う。(40代・女性)

▶もう少し子ども達の声、とくに高校生の声を聞きたかった。(50代・女性)

▶もっともっとたくさんの人の声が聞かれたらと感じました。(70代以上・女性)

▶それでも原発再稼働。この国の大人は何を考えているのだろう。自然豊かな福島を抹殺している。日本中の電力を使っているすべての人が、せめて福島の子ども達を支援しなければならないと思う。この映画がこれから上映禁止になると聞き、戦前と同じ状態になりつつあると思った。事実を知るための努力はこれからも続けたい。子どもは自然の中で育てなければ、おかしい大人になってしまう。(60代・女性)

▶本日をもって上映が打ち切られるとのこと。よほど隠したいのだなと思う。日に日に情報が規制されていくのを感じる。この国から出られないでいる自分と福島から出られずにいる人々とが重なった。我々はどのような判断を下すべきか。もう政治は変えられないのか。こんなアホな社会を作ってしまった自分達が情けなさすぎると思うと同時に、そういうふうに教育されてきたのだなと思と腹が立って仕方がない。今後やってほしいこと、やってみたいことは、保養をかねて「福島の子ども達(中高大学生)と語り合う会」。議員さんも呼んで。(40代・女性)

▶福島で現実に起きている「放射能隠し」の事実に憤りを覚える。子ども達の健康を守らなければいけない大人達が、その責任を果たすどころか隠蔽にまわっているなんて本当に情けない。従来から行っている福島の子ども達の保養受け入れ事業をこれからも取り組みたい。(60代・女性)

▶やはり予想していたような状況が生まれていると思った。子ども達のガンが増える可能性が高いということだが、そのことについていろんな形で情報隠しが行われていることがよくわかった。子ども達は自ら自分は白血病で早く亡くなると口にしていることが悲しい。その責任はどこにあるのかきちんとさせるべきだ。この先大きな問題が起きる前兆である。もっともっとこうした状況を知らせていくべき。(50代・男性)

▶大いなる欺瞞と隠蔽。この政治(政府)に対する正当な怒りを表現できるように。福島のお母さん達も私も。(女性)

▶福島の子ども達の元気な姿と、一人一人が心配する心を抱えている言葉とに胸を突かれます。そこに生きる人々にすべての情報を公開し、そこを去ったり様々な選択を可能にすべきです。なかったことにしたり「安全」になったと封殺していく圧力(学校の教頭の態度)に怖いものに感じます。私達は正しく「怒ら」なくては。(60代・女性)

▶事実を公表しない「システム」って何だろう?うるさい人、文句を言う人、左翼=悪い人と見てしまう自分がいる。もっともっと世間の体質をさらけ出し合わないとだめですね。(60代・男性)

▶福島原発のメルトダウンによるヨウ素の影響で小児甲状腺ガンが確実に発生してきています。事実を伝え続けなければならないと思います。最新の事実をさらに伝えていく必要があると思います。(50代・女性)

▶福島の現状がだんだん見えなくなっているのが恐いですね。こうした映画がないと情報が伝わらないのは明らかに異常です。(60代・男性)

▶福島で生活している方々の生の声は報道されません。汚染水が出ていることを1年間も伏せていた東電。きっと他にも多く知らされていないことがあるのでしょうね。政府も国民に知られたら困ることは外に出さない。地震国である日本、第二、第三の福島が出ることは予想されます。私は68歳です。どんなに生きたって10〜20年。But 孫は中1と小5。この子たちが大人になった時の社会を考えると祖母としては心配です。何をどうしたらいいのでしょうか?私自身もわからなくなってきています。何故、真実が明らかにならないのでしょうか?この映像が今日限りで上映されないとは残念というより悲しいです。(60代・女性)

▶原発は全国にあるのに福島の人だけの問題のように扱われ、報道が少ないと思います。いつも思っています。線量についても「数字のことはよくわからない」と福島以外の人は一般に避けてしまいがちで、深刻さを理解できない傾向があると思います。それが悔しいです。年間の被ばく量制限は福島だけ20mSv/hなのですよね?なぜ二つの基準があるのか?なぜ日本人はそれを平気に受け入れ、そのことも知らないでいられるのか?日本の政府は国民を分断して何もなかったことにしたいのでしょうか?もっとこうした映画をたくさんの人に見てもらってほしい。福島に行って本当のこと、子どもを育てる人達の声を聞く機会を作るといいと思います。(50代・女性)

▶テレビでは報道されない、実際に生活している方の現実を知ることができて考えさせられました。住んでいる場所がたまたま福島、原発の近くだったということで、誰にでもそうなる可能性があることを日本全体で考えるべきだと思います。真実を伝えるべきだし、解決策をきちんと考えるべき。お金がかかるとか影響がどうとか言っている場合ではない。他人事ではないと、どうしたら私を含め皆が思えるのだろう。全国でこの映画を上映すべきです。TV放送すべきです。この映画をなんとか上映し続けることはできないのでしょうか。映画を見られてよかったです。(30代・女性)

▶福島だけの問題ではないと思った。日本全体、国が安全安心という実験されてるんだと思う。その時に気にしたとしてもすぐに問題が起こるわけではなく、心のどこかでは危険だと思っていても安心だと思い込んでしまう。平和ボケしてはいけない。原発は日本中いろんなところにある。もう繰り返してはいけないと思う。どんな問題でも子どもが被害にあうことが多い。自分には何ができるかとあらためて思った。(20代・女性)

▶何とかならないのか。政府は何をしているのでしょうか。自分は何ができるのか。(50代・女性)

▶映画を見れてよかったです。この怒りをよい方向につなげられれば。何もしていない自分もはがゆい。(40代・女性)

▶私自身の風化が恐ろしい。もっと2011.3.11当時の衝撃を自身の心の中に保ち続けていきたい。政府や行政の不誠実、生命軽視を生涯決して許さずに自分は己の生命を賭けて追いたい。(70代以上・男性)

▶福島の子ども達、母親達(父親達も)の置かれた状況を痛いくらい知ることができた(当事者達の苦痛には遠く及ばないが)。保養に協力したい。(70代以上・男性)

▶放射能、無害…広島・長崎でも立派に復興している。心配ない心配ない。ベースロード電源は原発を最高にしたい人々の前で立ち止まることなく対峙することは大変なことですが、人間一人一人の生命の尊厳のために闘っていきたい。(70代以上・男性)

▶居住不適切な所は直ぐにでも出た方がいいと思うが、その費用とか責任をどう考えればいいのか?!公共地における高被ばく度の数値は報告するなという上からの態度はロシアも日本も同じであり、如何にして彼らとそれらについて話し合い責任を取らせるかが大きな課題であると思う。公は常にそういうことから逃げ腰であり責任逃ればかりを考える。民主主義ではない!大きな波はいつも困っている人々を捨てようとする。被害者を助ける力になりたいと思うし援助したい。本音を漏らすことが嫌われる日本社会をどうにかしたい。映画を機にこの記憶を語り継いでいきたいと思う。(70代・男性)

▶福島からこの国中は放射能に汚染され子ども達の未来は危険にさらされています。この国の政府も自治体も医療も学校も、子どもの未来を壊し自分達の利益しか考えていません。決して福島を忘れずに、私達のできることは何か考えていきます。(60代・女性)

▶放射能の恐さをきちんと伝え続けることが大事。危険を知らせない圧力に屈しないようにしたい。映画上映がなぜ中止になるのか知りたい。(60代・男性)

▶リアルな現実に心が痛い。子ども達の健康被害が非常に心配。(60代・女性)

▶公園で子ども達がマスクをしている姿にショックを受けた。子ども達の素直な思い、言葉に大人(とりわけ東電と国)は応えなければならない。(60代・女性)

▶外国人でなくとも日本人がもっと発信すべき。(60代・男性)

▶放射線量の高さに衝撃を受けました。今は放射能を語ることさえはばかられる雰囲気がますます強くなっていると聞きました。福島県内は戦時下にあると思えてなりません。避難する権利、とどまる権利を認めること。そのための支援体制を作ること。再稼働を認めないこと。(60代・女性)

 

2)放射線被ばくによる健康被害をチェックする検査には、甲状腺エコー検査、血液検査、尿検査、ホールボディカウンター(WBC)などがあります。低料金ではないしこれから先何十年にもわたって定期的に検査していく必要があるともいわれています。検査についてどう考えますか。

▶精神的・経済的負担を減らすために検査費は国が負担すべき。(30代・女性)

▶もし私が福島に住んでいたら余計な心配や検査のお金を考えなくていいように県外に移住します。いくら生計が苦しくなるとしても子どもが外でのびのび遊べ心配なく生活できることの方が大事だと思います。(30代・女性)

▶当然必要な体制を組んで行うことが求められます(併せて「食」の丁寧な検査も。これからはとくに海産物)。行政の責任は大きいと考えます。(50代・男性)

▶人の生命、子ども達を守るうえで絶対必要と思う。少しでも早く医療的取り組みを構築すべきである。(60代・女性)

▶検査は必要である。政府の責任において将来的にも本人負担なしに検査を続けられるようにすべきである。(60代・女性)

▶必要だと思います。でもそれよりも避難させることのほうが重要だと思う。(40代・女性)

▶抗がん剤もよくないと思うのでがん検診にお金をかけるより酵素による排毒の推進を…無理だろうな。(40代・女性)

▶福島県外の子ども達で心配が広がっている場所も対象にしたほうがよい。料金は無料で!(50代・女性)

▶無料できちんと検査すべきです。正確な結果を出せる手段で検査し、結果を本人が一生保存できるようにすべきです。(50代・女性)

▶みんなできればよいと思いますが。(50代・女性)

▶甲状腺エコー検査を定期的にされることが必要です。国・自治体が負担すべきと考えます。(50代・男性)

▶希望者への費用支援を末永く行うべきである。(70代以上・男性)

▶国が無料で自主避難者も含めて検査し、さらに情報公開すべき。(70代以上・男性)

▶政府機関でしっかりと計画性をもってやっていくべき。(70代以上・女性)

▶東電と公共が全負担して徹底的に実施すべき。(70代以上・男性)

▶福島県内だけでなく希望する人すべての検査を無料でするべき。(60代・女性)