活動記録

2016年7月

東日本被災者支援チャリティーバザー&オープンハウス開催しました。

 

 7月3日(日)、あいにく雨のためシェアハウス屋内でバザーを行いました。採れたての野菜や手作りお菓子などを並べました。東日本震災復興支援ネットワークからは乾物、食器、古本などたくさんの寄付が寄せられました。

 また、今回、上市町の人気店くじら堂さんからベーグルを提供していただきました。ベーグルを求める方が1時間前から来られ、10時からわずか30分も経たず完売でした。

 ご近所の皆さんにも来ていただき盛況でした。

 売上金49,600円はシェアハウスの維持費に充てさせていただきます。

 また、シーツややかんなどシェアハウスで使用する物品もたくさん寄せていただきました。ご協力ありがとうございました。

 

 7月20日からシェアハウスで夏休み受け入れを開始します。今年も福島や首都圏から申し込みがあり、6家族が保養に来られる予定です。

 シェアハウスのお掃除や保養に来られたお子さんたちと遊んでいただける方など募集しています。よろしくお願いいたします。

2016年3月

「NPO法人にぎやか19周年記念小さき声のカノン』上映会&トークセッション with 鎌仲ひとみ監督」に参加しました。

ドキュメンタリー映画「小さき声のカノン」は、福島に残ることを決め日々の暮らしのなかで子どもたちを被ばくから守ろうと奮闘するママたち、チェルノブイリ後から現在まで継続されている保養など、ベラルーシにおける子どもの健康に関する取り組みが描かれています。

トークセッションで、鎌仲監督が「この会場にも保養に取り組まれている方、いるでしょう?ぜひカンパしてあげてくださいね」と呼びかけてくれました。ちょうど首都圏から保養に来ている一家と一緒に参加していた当会の中川さんが、首都圏など東北以外の地域からの保養希望者に対する理解がないこと、需要は今後も増える可能性がある一方、原発事故に対する市民の関心が薄れ、受け入れ事業の財政も人材も不足していることなど発言しました。

鎌仲監督の呼びかけがあって、さっそく12,000円もカンパが集まりました。会場で配布した当会のチラシを見て後日、お手伝いしたいと問い合わせもいただきました。知らないことを知ることの大切さ、そして行動すること。それがさっそく実践されたようです。

「国が守ってくれて当たり前。社会のこと、政治のことはだれかに任せておけばいい」という発想では自らの無知を利用されるだけ。どんなふうに生きるか死ぬか、一人ひとりが暮らしの中で問い続けなければいけないこと。

以下、監督マネージャーさんが、ヨーロッパと日本の社会問題に対する姿勢の違い、国策と人命などについて詳細レポートしてくださっています。ぜひご一読を!写真も撮りながらこんなに正確にトークを聞き書きできるなんて、すごいです!

 

<3月27日 サンシップとやま 上映会レポート!>

鎌仲ひとみウェッブサイト

 

映画について詳しくは

「小さき声のカノン——選択する人々」公式サイト

 

鎌仲ひとみ[映像作家]

氷見市出身。NYのペーパータイガーに参加して メディア・アクティビスト活動。帰国後、フリーの映像作家としてテレビ、映画の監督をつとめる。ドキュメンタリー映画「ヒバクシャー世界の終わりに」(2003)は、国内外で受賞、上映。核や被ばく、原発の問題を入口に、人の命や暮らしについて見つめるドキュメンタリー映画を世に送り出し続けている。主な作品は、「六ヶ所村ラプソディー」(2006)、「ミツバチの羽音と地球の回転」(2010)、「内部被ばくを生き抜く」(2012)。

鎌仲ひとみ公式サイト